Lattice Blog

Share:

電力マネジャICと制御PLDを使った電力管理

Power Management Using a Power Manager IC and Control PLD
Posted 11/08/2016 by Shyam Chandra

Posted in

この6部にわたるシリーズで、今日の複雑な回路ボード設計において、効率的な電力管理アーキテクチャを実装するときの課題について検討しています。

最后の记事では,制御PLDがすべての電力管理機能を制御し、混雑や混戦にまつわるどんな弱点も特定するアーキテクチャをみてきました。今日は、制御PLDと専用電力マネジャICの間で電力管理の分担をわけることで混雑/混戦問題を解決するハイブリッドアーキテクチャについて再検討します。

このハイブリッドアーキテクチャでは、ボードのDC-DCコンバータの監視とシーケンシングは専用の電力マネジャICが行う(下の図を参照)一方で、制御PLDは“パワーグッド”を監視し、必要な制御、状態、ハウスキーピング信号を生成します。制御PLDロジックはVHDLかVerilogを使用して定義され、この電力管理機能は通常GUIベースの構成ツールで定義されます。

A Hardware Management System Implemented Using Power Manager ICs and a Control PLD

電力管理ICと制御PLDを使って実装された

ハードウェア管理システム

長所:

  • 電力管理の“有効化”機能によって制御PLD I/O数を下げます
  • ボードの混雑が少ないほど、より簡単なレイアウトで、ボード層も少なくなります
  • より正確なシステム正常性診断と信頼性のために、電源電圧の直接監視します

短所:

  • BOMコストの増加-とくに複数の電力管理デバイスが必要な場合
  • 1つ以上の電力マネジャICを配置すると、設計の複雑性が増加する場合があります
  • 複雑な設計向けのシーケンシングが困難-とくに複数の電力管理間のパーティション機能のときに発生
  • 複雑なツール(GUI + VHDL/Verilog)の場合、複数のエンジニアからのサポートが必要な場合も

この設計はボードの混雑を解消しますが、BOMのコストと複雑さが増加します。ボード上のすべての電源をカバーするには、複数の電力マネジャICが必要な場合があります。そのような場合、電力管理装置は電源障害に画一的に応答するために、互いに通信しなければなりません。さらに、マルチ電力マネジャIC設計でシーケンスを実施するには、シーケンシングアルゴリズムを分割する必要があります。これは、マルチ電力管理チップ通信とイベントベースの故障応答の実装と相まって、シーケンシングアルゴリズムをさらに複雑にします。

どのようにしてこの複雑性を解消できるでしょうか?次のブログで異なるアーキテクチャを紹介します。

電力管理シリーズの他の記事もご覧ください:

当社の電力管理製品開発キットとボードについてはこちらのリンクをご覧ください。

Share:

Like most websites, we use cookies and similar technologies to enhance your user experience. We also allow third parties to place cookies on our website. By continuing to use this website you consent to the use of cookies as described in ourCookie Policy.